68回「全国銘菓展」佐藤屋の限定商品のお知らせ

68回全国銘菓展限定の佐藤屋のレモンの羊羹「りぶれ」4月1日より、日本橋三越さんでの全国銘菓展。
今年は日本橋三越さんの前にございますライオン像の100周年ということで、
全国の老舗和菓子屋が集うこの催事も含め、全館でライオンをモチーフにした
商品が並ぶこととなっております。

そんな中、佐藤屋がご用意いたしましたのが八代目の新作羊羹「りぶれ」
レモンの酸味と、ほのかな渋みが、黒糖と洋酒の羊羹の甘さをキレよくまとめてくれる一品に仕上がりました。
まだまだ発展途上の菓子ですが、この組み合わせは面白いかな、と思います。
レモンの仕上げ具合なども、作る回数を経ることで上手くなっていくかと思いますので、
どちらかと言うと、会期後半の方が美味しいかも(笑)

八代目は期間中、初日と二日目の売り場に立たせていただく予定をしておりますが、
追加製造の都合もあり、それ以降は失礼をさせていただきます。
しかしながら、最近では催事でお馴染みになりました佐藤屋の仲間であります
大きな山形男が立っておりますので、是非その優しい山形弁を堪能しに、
三越さんへお越しくださいませ~!

 

それにしても昨日の、水戸戦、NDスタジアムの様相はかなりひどいものでございました。
息子が旗をもっての参戦でしたので、気合を入れて臨みましたが、10分間試合を見て、
その後は体育館横のプレールームへ退散。試合終了までボールを蹴って終わり・・・
試合後に会う皆様の感想が、試合内容よりも気候、ピッチ状況のものばかりだったことが
如実に物語っておりました。

誰もけがしなかった?事を良しとして、ここから勝っていきましょう!
先日のホーム開幕戦、熱くなり過ぎて寒そうな格好になっていたことを、沢山の
お客様含めた皆様にからかわれましたが、何よりまだまだ熱くなれることが
あるってことを良しといたしまして、東京でも頑張ってきます!

 

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佐藤屋で一緒に和菓子職人をしませんか?

山形 佐藤屋の菓子作りは手仕事[募集]
佐藤屋では、一緒に和菓子を作ってくれる職人、及び職人見習いを募集しております。

待遇が抜群とは言えません。今まさにこれから、と頑張っている店です。
友達が休みの時は忙しい時です。機械化された先進の設備もなく、
手作業が中心の職人気質の店です。

修業してみたい方でも、いずれ独立を考える方でもかまいません。

一緒に、真面目に、和菓子と向き合える方を探しています。

お心当たりの方は一度、メッセージなり、お電話なりにてお問い合わせを。
条件などお答えいたします。

山形から、伝統を踏まえつつ、ちょっと自由に和菓子をお届けする仕事。
大手さんでは手掛けないかもしれない仕事を中心に、八代目と共に、佐藤屋の200年を、そしてその先を目指してくださる方、是非!

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日本橋三越「第68回全国銘菓展」に参上いたします!

2014年日本橋三越 全国銘菓展のチラシ。佐藤屋は右上にお羊羹で~今年もそろそろ上京をいたします季節となりました。そんな訳で、久々の更新は「佐藤屋の上京予定」の告知でございます。

4月1日より、日本橋三越さんにて行われます「全国銘菓展」。
毎年全国の老舗和菓子店が集まりまして、それぞの取り組みを発表いたしますなかなかに
刺激的な場所でございまして、佐藤屋も長く御世話になっておりますし、私八代目も、数年前から
自分の菓子を携えて、参加をさせていただいております。

全国銘菓展09年の八代目の菓子「ハライソ」デビュー作はこちら「ハライソ」でございました。
尾上菊五郎さんの歌舞伎衣装をモチーフにした菓子を各店が考案する、と言う
企画にて、天竺徳兵衛の衣装をモチーフに、ガマにのって呪文を唱える姿から着想しての
菓子をご提案させていただきましたのが2009年のこと。

久々に思い返してみますと、大胆なものでございました。
何せ修業からもどってすぐのことでもあり、さほど菓子作りができる訳でもございませんのに、
生意気にも菓子を考え、あまつさえ日本橋の三越本店さんでご披露しようと言うのですから、
今思うと無謀なものでございます。

しかし、この菓子がきっかけとなった出会いもいただき、そこから数年。
少しずつ、本当に少しずつですが進んでいく私を応援してくださる方々との出会いを
いただけている大事な催事ですので、今年も頑張ろうと思っています。

お近くの方は是非、ご覧をいただきますだけでも構いませんので、ご来店を!

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横浜高島屋さんに佐藤屋、八代目実演ふくめて初登場いたします!

e0122268_22401056催事出展のご案内でございます!

ギリギリの告知になってしまいましたが、明日26日水曜より3日の月曜までの期間、
横浜高島屋さんで行われております「グルメのための味百選」に、居並ぶ名店さんの
末席を汚させていただきます予定です。

なんと、秋の日本橋高島屋さんに引き続きのお招きをいただきまして、広告には
若手三人の和菓子職人の一人として、菓子と自分の写真が載っていると言うこの
扱いに、既に心臓が危ない感じとなっております・・・

皆様にいただきました応援に、精一杯お応えしながら、いつも期待以上の
何か面白さ、と言うものをお届け出来たら、と思って頑張っております。

今回も、他にはない、佐藤屋八代目らしいものを、と考えまして、実演の際には
こちらの一品をちょっとお披露目しようかと思っております~

山形 佐藤屋の和菓子 花ごころ思い起こせば第一回の芸工大さんとのコラボ展にて作った菓子でございます。
今の時期、見る人によっては春を待つ微笑みに、お雛様のふくよかな顔に、
春を呼ぶ女性の艶やかな笑みに。

色々な見方で、それぞれの楽しみ方で、見た目を楽しみながら語らって、
そして味では勿論ご満足頂きたい。

ただの食べ物、ではない菓子をお届けしようと、今回も頑張りますが、
実際現場では手が震えているかと思います。
実演ブースの中では音が聞こえません。
是非ガラスを軽く叩いていただきまして、緊張をほぐすお言葉をば!

よろしくお願いいたします~

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20日より開催、春を呼ぼう、佐藤屋菓子祭!

佐藤屋春の菓子祭佐藤屋春の菓子祭、今週木曜の20日から開催です!
お得な菓子はいつも通りにもちろんのこと、春の新作や、
お雛様へのおそなえ菓子など揃えまして、皆様のおいでを佐藤屋一同、
一所懸命の仕事をいたしましてお待ちしております~

ちなみに、クリスマス以来あたためてまいりました「和菓子屋のまかろん」が
遂に販売を開始。梅・抹茶・きな粉・チョコ・フランボワーズをそろえて、
特製のココナッツのメレンゲと詰合せ。贈り物にもぴったりのセットです!

期間中は売切れの無いよう頑張りますが、そこはやはり手作りゆえの
品切れはございます。何卒ご容赦を~

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芸工大・佐藤屋のコラボ展「ニッポン茶茶茶」展のご案内~

山形佐藤屋と芸工大のコラボ展「ニッポン茶茶茶」地元山形は東北芸術工科大学の陶芸を学ぶ三年生の作る器と、佐藤屋八代目の菓子の
コラボ展「ニッポン茶茶茶」展を、山形市小姓町のギャラリー絵遊にて開催いたします!

会期 2014年1月30日~2月3日
時間 各日 10時~18時まで(最終日のみ12時まで)
※2月1日、2日の両日は10時より隣接する蔵 ダイマスにて展示の器に菓子を盛っての
茶話会を開催(無料)

毎度、大変に高評をいただきまして沢山のお客様においでをいただきますコラボ展。
普通の器の展覧会とは違い、実際に菓子器に菓子を盛りつけての展示、と言う事で
器単体でご覧いただくのとは一味違った面白さを感じていただけるかと思います。

都市部ではこういったコラボ展も色々と開催されているのかもしれませんが、
折角に地元に芸術大学があるわけですし、少し身近ではなくなっている茶と
いうものを身近に感じていただいたり、器というものを意識していただく機会にしていただけたらと
思いましての芸工大さんへのお誘いをいたしましてすぐの開催から今年で三回目。

毎度学生さんの企画を主体といたしまして、私はあくまで菓子を提供する側という
スタンスで、その学年ごとの色を楽しませていただいております。

今年は、名作と呼ばれる器のうつしを作ります模刻、と言う手法にて一点。
オリジナルの器を一点の計二点を学生9人が作ってくれまして、それに
それぞれオリジナルの菓子を盛りつけての展示となります。

また、毎度作者とのお話を楽しんでいただいております茶話会も、今年は
二日間の開催。いつもあっという間に菓子がなくなり終了してしまいますが、
今年は少しは混雑が解消するのでしょうか?!

何にせよ、今日もまだ前日というのに菓子が準備完了しておりませんで、
ヤキモキいたしておりますが、お客様へのご案内と言うのも大きな仕事の一つ。

発信力があるかどうかはともかくも、まずは皆様にご案内申し上げます~

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山形商人のお正月。初市でやっと佐藤屋もお正月迎えました!?

佐藤屋本町店前、初市の様子1月10日は山形商人のお正月「山形十日初市」でございました!
当日は、寒波到来、しかも今季最強の、とかおどかされまして、もう夜中にも外の様子などちらちらと気にして見てしまっておりました!

積雪の無かったことに安心しながらも、時折舞う雪には内心穏やかではなく、お客様がどれだけ
おいでになるのか、と不安でいっぱいでございましたが、開始時間の10時を待たず店の前に
続々とお集まりいただいたお客様!

外に設置したストーブの周りで暖をとりながら開店をお待ちいただく姿は、自分たちの不安を一気に吹き飛ばしてくれまして、開店から元気いっぱいに呼び声を張り上げた、いつもの
佐藤屋の雰囲気で売り切れまで走り切れました!

結局カステラのみみは1時間弱、他の菓子も次々に売切れまして、お昼ご飯を召し上がってから
ゆっくりとおいでをいただいた方には、誠に申し訳なく売り切れのお詫びを申し上げるばかり。

お昼前の雪の降り方も相当のものでございましたが、初市という400年も続くイベントが、
しっかり新春の恒例行事として山形の人の中に残っているのだな、と嬉しくなりました。

佐藤屋八代目と九代目 初市にてうちのちびっ子も一所懸命に「佐藤屋の初飴いかがですか~?」の声をだしておりまして、
頼もしく成長を感じておりました。お褒めいただいた皆様に感謝します。彼のやる気が
出るかどうかは親父のやる気も左右しますので?!
ところで、ここからは初市の出展者側としてちょっと思ったこと。

元来農家の方の冬期間のお仕事の成果であったり、縁起物の冬の野菜であったり、団子木や
初飴であったり、が中心だった初市。最近ではどうなんでしょうね?

ちょっと用事があって歩いてみたのですが、かなりお店の数が減り、開催場所は変化ないことから、
虫食いみたいな店舗展開になってしまっておりました。
子どもの頃のイメージだと、人でごった返し、呼び声も威勢がよく、確かに商人のお正月、みたいな感じが
いたしました。そう、ニュースで見る京都のえべっさん、これを実際に京都時代に目にした時も「初市みたい」
と感じた位に元気が良かったはず。。。

それがですね、佐藤屋は勿論でっかい声で呼び込みをし、店主である七代松兵衛も一緒に店に立っての
取り組みでしたが、たまに黙ってしまう時間が来ると・・・ 静かなんです・・・

市、ですよ。しかも初市!
市神様のお祭りでもあるわけで、新年の商いを占う意味もあるわけですから、ここはやはり威勢の良い
ところを出した方が良いに決まっておりますでしょう?!

お隣と張り合おうにも隣がいない、そんな状況では無理なのかもしれませんし、寒さのせいも
あるのかもしれませんが、いつかもう一度あの、元気な市になった時が、街中の賑わいが
新たに作られる瞬間かもしれませんね。

色々と新たにイベントを作る事、には熱心なむきもございますが、自分は古くからあるものを、
ちょっとだけ目線を変えて、見せ方を変えるだけで、凄く魅力的なものが沢山あるのが
この街だと思っています。

ずっとそこにいる人には当たり前、のことだけど、外から来た人には斬新で面白い。
そんな山形の面白いとこを、自分が面白がって見てもらう。
まあ初市での店のあんばいが良かったからこそ言える事かもしれませんが、
今年も「山形」の面白さや良さを、「菓子」の力を使って伝えていける仕事をしたいと思います。

賛否両論あるのは当然。意固地にならず、スタイルはぶれずに。
全開走行で今年も参ります。

まずは商人のお正月を無事に迎えさせていただいた皆様に感謝!

hatsuichi-2014ご当地ヒーローにはなれないけれど、街の名物オヤジの地位は密かに狙う八代目を、
今年もどうぞよろしくお願いいたします!

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山形の商い、本当の初売りはこの十日初市から!

山形初市にて 佐藤屋本町店での初飴出店さて、ご案内がブログでは遅くなりましたが、明日1月10日は山形市内中心街は歩行者天国。
一年の商いのスタートを飾ります、本当の意味での初売りでございます「十日初市」でございます!

古く江戸期からの記録も残りますこの初市は、今でも地名の残ります三日町や八日町などに
代表される日の市の中でも、十日町を中心といたしました最大規模のもの。
縁起物の団子木や臼や杵を売る店が立ち並び、その間に出店をする、地元のお店の限定や
お買得の品もたくさんにございます、一年で最もにぎわうイベントです。

山形 佐藤屋の和菓子三寿
初市限定「三寿の残り福」

佐藤屋では毎度おなじみの初市の縁起物「初飴」をはじめといたしまして、今やイベント限定ながらも
絶大な人気を誇り、開始からあっという間に売切れをいたします「カステラのみみ」、や初市限定の
「三寿の残り福」「上生菓子(今回はキントンの詰合せ)」などの、普段は絶対にないお買い得品を
ご用意いたしました!

以下一覧

・カステラのみみ 3パック入 1000円
・三寿の残り福  2袋入    500円
・上生菓子 暁の駿馬 4個入 500円
・縁起物  初飴      1箱 300円
・干支煎餅  8枚入3箱で  1000円

そしてなんと今回は どら焼きも 普段126円を二割引きの100円で!

山形 佐藤屋のどら焼き もう寒波がどうのこうのなんて、ここまで来たら言ってはおられません!
今年の商いの本当のスタート、初市。新年の景気づけに、最近では当たり前になった
お正月早々の初売りなんぞには負けてはいないところを、佐藤屋のいつもの味は
保ちつつも、ギリギリまで勉強させていただきましての佐藤屋の本気。

明日はぜひ、山形市本町、グランドホテルさんお向かいの佐藤屋本町店へ!

雪の中かかもしれませんが、おいでをいただきました皆様にお喜びをいただけます様、
菓子はお得なお値段で。そして勿論、新年を寿ぐ元気な声と笑顔でもって、皆様を
お待ちいたしておりますので、是非のおいでをお願いいたします!

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新年から一気に全開走行、雪の山形に佐藤屋八代目が走ります~!

佐藤屋のお正月の限定品「菱花びら餅」新年あけましておめでとうございます!
旧年中に皆様よりいただいた、沢山のありがたいご縁のおかげをもちまして、
年末までバッタバタと走っておりましたが、元旦のお休みを挟みまして、本日の仕事始めからも
もう一気にダッシュをいたしております!

写真は御馴染みの方にはおなじみの花びら餅。茶道をされる方が近くにいらっしゃったりいたしますと、
特に馴染みの深くなります、宮中の鏡餅に由来いたしますお菓子です。
実際に民間に広まるのは、裏千家さんが、明治天皇からこの菓子を使う事を許されてから、との事。

しかしながら、鏡餅に色々くるんで配った宮中雑煮が由来だ、と言われてましても、お雑煮が味噌に
丸餅からはかけ離れた土地に生まれ育った八代目には、未だにしっくりとはこない菓子でもあります(笑)
とは言え、自分なりに美味しい、を追求いたしますのが仕事の私でございますので、写真の花びら餅に
つきましては、自分が帰ってくるまでに、既に佐藤屋にあった「花びら餅」との区別の為に、より古い方の
名称でございます「菱葩餅(ひしはなびらもち)」と名付け、限定品としてお出ししております。

紅、白と別々にのした餅に、白みそをほのかに香らせた餡、山形産のゴボウを3日かけて蜜漬したものを
細く切って二本。全ての作業を一人で行い、お正月の特別の品に本気で取り組むことで、新年の
自分の菓子作りへの本気、を高めて行っている感じなのですが、なんとも手間をかけすぎまして、
たいへん高価になってしまいますのが玉に傷ではあります。

ただ、自分のこれからやるべき事の一つもここの「値段」というところにあるのかな、とも。
何せ私たち菓子職人と言うものは、素材を手に入れ「仕事」をいたしまして、自分なりの美味しい、綺麗と思う形にしてお届けいたしますのが職業。

その「仕事」と言う部分をどれだけ評価していただけるのか。つまり、どれだけその部分に
かかった時間や、悩ませた頭、込めた想い、なんかを伝わる様にお届けできるか、が
勝負になってくるんだと思うのです。

「高い」と簡単に片づけられたらそこまでですが、大量生産の体制を整えて、郊外に
出て行かなければ立ち行かなくなる商売ばかりで良いとは思いません。
「満点」のものをお届けしたいと思えば、細かな部分も全て調整ができる人の手は、
まだまだ機械には負けないと思うのです。

機械が悪いとは思いません。手では実現できないコストダウンを実現し、誰もが手に入れやすい
価格での提供を可能にするのは機械化だけが無し得ることでございますから。
今、コンビニや大手のお店などで簡単に、そして十分に満足できる味のものがすぐに
手に入る様になったのは、機械化できる菓子を実現した多くの人の努力の結果ですし。

ただ、それだけになってしまったらちょっと、菓子が楽しくなくなるんじゃないのかな、と思うのです。誰かに、何かの時に、ここぞって時に特別のものを届けたいと思った時に、ちゃんと
応えられる店ってのがあるからこそ、手軽なもの、の存在もあるんだと思うんです。

佐藤屋は、誰かのいつかの特別の時、に一番の仕事をお届けできる店にしていきたい。
そのために、普段からたゆまず一番の仕事をし続けようと思います。
それ故、かかった手間の分はどうしたってお値段に反映されて参ります。

今年も、ちゃんと作る。そしてちゃんと伝える、を目標にして、年初から全開で走ろうと思っております!
片田舎の老舗かもしれないけども、その街で育った人の「一番」でいられる様な店を目指して、
毎度明るいワーカホリックな八代目とその仲間達に、変わらぬ応援とご指導を、何卒よろしくお願いします!

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和菓子の造形の自由さ、きっと世界一につき。

佐藤屋のクリスマス和菓子今年もクリスマスは結局、あわただしくお客様のための菓子を作りながら迎え、殆ど家族には
何もしてやれなかった感のございます八代目です。

写真のクリスマスの生菓子をはじめとしまして、和菓子ってのは本当に造形の自由さは、
生菓子界の中では一番なんではないかと思います。
勿論お干菓子も含めてまいりますと、洋の方にも飴やらマジパンやらの凄い方がおられるのですが、
生菓子に限定するとこの、和菓子の意匠の豊富さたるや。

試しに「上生菓子」とでも検索をかけますと、伝統のものから近代のもの。クールなものから
可愛らしいものまでと幅広くございます生菓子のデザインは、きっともっと評価されても良い
日本の文化の一つかもしれません。

そして何よりその文化が、今も伝統の上に立ちながらも、少しずつ新しいものを加えて
違った姿を見せることを許してるってのも凄いところではないですかね?

一般的にはどうしても、伝統を守る、とか言うと新しいものを否定しがち。
老舗、と言う言葉に「一切変わらないがんこさ」みたいなものをイメージされてしまったり。

色んなイメージに悩まされたり喜ばされたりしながらも、それぞれの感性と技術でもって、それぞれの菓子の形を表現する和菓子職人は、なんとも楽しい仕事です。
山形 佐藤屋の生菓子「兆し」
昔からある技術に、ちょっとだけ今の感じを取り込むだけで、とっても楽しめる。
そんな菓子って良いな~と思いますので頑張っております!

何が言いたかったのかわかりません本日の内容ですが、何だか最近「和食」が
取り上げられたりする中で、菓子の立ち位置と評価ってどうなるのかな?とか
思いましての投稿でした。

本日もお付き合いいただきありがとうございます~

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