直火焼チーズケーキの威力で佐藤屋菓子祭、雪でも盛況です~

直火焼チーズケーキ
直火焼チーズケーキが3日目のサービス品。売り切れ御免です~

 

皆様より、大変なご好評をいただきまして、佐藤屋
春の菓子祭はお天気に恵まれない中でも、本当に

たくさんのお客様においでをいただき大盛況にて

3日目に突入してございます~

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佐藤屋春の菓子祭!

春の菓子祭のご案内

本当に書いたり書かなかったりの差の大きい
八代目のブログでございますが・・・

久々の更新は、いつもの通り?売り出しの告知で
ございますのを笑ってご容赦下さいませ~

と言うことで、21日木曜より、佐藤屋春の菓子祭が
開催されます!毎度この時だけの特価品や、限定品を
お求めに、たくさんのお客様においでをいただいておりまして、
本当に感謝感謝でございます。

今回も例年よりも更に、お得な菓子や、お雛様にもぴったりの
和菓子を揃え、加えて自信の洋菓子類もございます品揃え!

定番となりまして、皆様からの熱い御支持をいただきます
「直火焼チーズケーキ」をはじめ、苺感がかなりアップしました
「苺のロール」や、桜葉のほんのり塩味と良い香りがたまらない
「桜ようかん」など、八代目とその職人仲間が作る美味しい菓子を
しっかりそろえて皆様にお届けいたします!

勿論、最近ではすっかり定着した人気のございます感がある
のし梅チョコ「たまゆら」もご奉仕価格はちょっとご勘弁を
いただきますが、しっかりご用意いたしておりますので、
まだお試しになられていない方は是非この機会にどうぞ~

佐藤屋の菓子は、間違いなく全て八代目が口にし、手がけて
間違いないと確信したものだけをお出ししております。
是非皆様からもご賞味をいただきたいと思います。

シェフやオーナーが、確たる基準を持って手がける店こそ
本物、と信じる八代目。最近では、ご縁をいただきました
皆様から、色々なところにお誘いをいただきますが、なかなか
参加させていただけませんのは、やはり我が店の製造を
放って出かける事は違うのでは、との思いから。

何よりもまず美味しくて・安全で・美しくて、当たり前を目指す
佐藤屋一同の想いが皆様に届きましたら幸いです!

山形初市のご報告と講演のご報告。。。

人前で話すコツは考えないこと?! 八代目初の講演を東根で。

初市にはたくさんのご来店、本当にありがとうございました!
写真の様な姿で、八代目は当然の事、七代目夫妻も
店頭に立ち、市の中で一番賑やかな呼び込みの、景気付け
の営業ができましたのは、皆様の温かい応援のおかげさまで
ございます。またよろしくお願いいたします~!

それにしてもカステラのみみ始として、佐藤屋の初市の菓子の
人気には、作っておいてこれほど嬉しいことはなく、どんどんと
お買い物をいただき、お話をさせていただく皆様から、元気を
存分にいただきまして、今年もやってやろうって気になりました!

これからもまた面白い菓子、美味しい菓子を日々お届けいたします。
是非ご期待をいただけましたら幸いです~

そんな勢いをいただいても中々上手にできない事が、先日
東根のタントクルセンターにて(笑)

八代目初の講演、などという生意気なものをさせていただきました!
これまでも、皆様の前で実演やら教室などはさせていただきましたが、
なんと今回は「東根市民立大学」なる御代をいただいて聴講して
いただきます企画からのご依頼。。。

菓子職人として、普段考えていることや、街の為に老舗が何が
できるのか、などについて話をさせて頂きましたのですが・・・

果たして上手くいったのかどうかは別として、無事に時間を
過ごさせていただき、皆様にそれなりにご満足をいただけた
ようで何よりでございました~

画像は本日21日付けの山形新聞さんの朝刊より。。。
いかにも緊張した風でやっておりますが、実演を含めたおかげで
かなり緊張が解けてきたあたりでこれでございます。

皆様の「乃し梅」は機械で作ってるんだろうか、とか和菓子ってどうやって
作るんだろうかなんて興味にお応えしまして、不細工な実演を
披露させていただきましたが。

実は今回の講演、直前まで考えた結果、原稿を用意いたしませんでした!
だって、原稿を用意すると、それを読んでしまいそうですし、何か
1個でも抜けたら頭が真っ白になりそうでおっかなかったんですよ~

よって、皆様に佐藤屋の歴史をお話したり、菓子作りをお話したり、
原料についての想いをお話したりするなかで、受けの良かった
ところを深くお話し、ちょっと飽きが来てそうな時はばっさり切ったり。

前で話をさせていただくと言うよりも、対話をしながら、反応を
見ながらさせていただく方がずっと楽だとやってみて確信しました。

よく考えたら、これまで実演をしていても、他のお店の方が、
一心不乱に作っておられる中で、興味を持ってくれる方に、どこが
見たいか面白いかを聞きながら。
お子さんが楽しんでくれるように目線を変えたり、こっちが姿勢を
変えたりしながらやってきました。

普段の菓子作りをそのまま実演に持ち込んでも、自分は見えても
相手には見えないこともわかってた訳でして、そう言う意味では
何事も無駄にはならないし、相手を見ながらうかがいながらやるって
方法は、実は一番緊張しないのかもしれません。

23日には、節分の菓子のことでYTSさんのゴジダス「水曜情報局」
さんに出演をさせていただきます。
最近ちょっとおろそかにしがちな節句事。
可愛らしい菓子の力で少しでも、興味をもってもらえたら嬉しいです。

最近メディアの方に取り上げていただいたり、人前に出させていただく
事が本当に多くなりましたが、やっぱり一番はお店に来ていただくこと。

皆様の前でご披露した菓子も含めて、佐藤屋ではいつも真面目に
手仕事主で作る菓子達がお待ちをいたしてございます。
是非、たくさんのお買い物でなくっても結構です。
職人達の想いを込めた菓子をご覧になりに、お近くの佐藤屋まで
お運びをいただきましたら幸いです~

山形初市、歴史も長いが盛り上がりもある!佐藤屋は当然張り切ってます!

初市盛り上げたい!
佐藤屋本町店での初市にのぞむ面々

昔から言われたもんです、お正月に金使う奴は馬鹿・・・
曰く、お正月で皆がお休みしなきゃいかん時に、お金を
使うだけで人の仕事をつくることになるし、何よりお正月さんが
嫌うって婆ちゃんが言っておりました。

あれから何年たったでしょうか?いまや元旦から営業の
お店も当たり前に見ることができるようになりまして、
婆ちゃんが言ったとおり、お正月にお仕事をしてもらう方が
増えた為に、お休みの人まで減って、日本中がお休みなんて
雰囲気の日は二度と訪れないんじゃないかって気がします(笑)

さて、そのお正月に金使うなって話には続きがありまして。。。
商売人のお正月は「初市」からって決ってんだ、とも!

山形ではもう、400年も昔から、正月10日の初市が恒例の
大きなお祭りとなっておりまして、市神さんをお参りして、
その上で、商いを始めるのが通例なのです~?!

勿論佐藤屋も、十日町に江戸期より店を構える訳ですので、
当然の事ながら、初市を商いのお正月としておりまして、
八代目も子どもの頃から、縁起物の初飴売りのお手伝いなど
してまいりました。

今では、お付き合いのございます百貨店さんのご都合で、
やはりお正月は2日から動いております佐藤屋も、まだまだ
初市にかける特別の思いというものがございまして。

特に八代目がもどりました数年前からは、特別価格の品を
ご用意いたしまして、大盤振る舞いにて景気付けをするのが
常となってございます。まあ、そのご利益の方はなかなか出ては
ございませんが。。。

今年も、毎年大人気のカステラのみみをはじめ、特価品を
揃えまして、雪舞う街をにぎやかしにまいりますよ~!
是非皆様もおいで下さいませ!

やはり気になる梅の出来具合。山形名物は山形の梅で!

ここのところ全国的に、突風だ台風だ大雨だとおかしな
お天気が続いてございます。
山形も、この時期から暑い日が続き既に30度越えてきたりと
夏の雰囲気にまっしぐら。梅雨はいったいどこへいったのやら?

そんな中で一番佐藤屋が気にしているのは梅の育ち具合。

さくらんぼが一段落すると収穫の時期を迎える梅なのですが、
その中でも佐藤屋が「乃し梅」に使う梅は完熟梅のみ。
そこも気を揉むポイントです。

何故完熟梅だと気を揉むのでしょうか?
一般的に皆様がご存知の梅と申しますと、写真の様な
青梅だと思います。ただ、のし梅の色と言うのは黄色に
なりますが、あれは何も着色をしておるわけでは
ございませんで、完熟した梅の色なのでございます。

青梅でしたら、熟する前に収穫をいたしますので、
まあある程度アバウトにこの位、と見切りつけての収穫が
可能ですね。何しろそのまま召し上がるのではなく、
梅干とか梅酒とかの加工に使いますので。

ただ、完熟梅ですとそうはまいりません。
毎日木の様子を見て、熟するタイミングを見極めての
収穫になりますし、熟すればそれだけ木から落ちやすくも
なってきますから、天候次第では、もうすぐ収穫と言う
梅の実があっさり落果なんてことも何度もあるのです。

まして今年は梅の受粉時期には例年にない雪や
寒さに見舞われまして、心配の種は尽きません。

それでも、毎年お世話になってきた農家さんに、
新規の契約栽培に取り組んでくださってる農家さんまでの
ご協力のおかげで毎年同じように美味しい乃し梅を
お届けする為の、質の良い山形産の梅ができるのです。

今時は、世界中から原料を集めて、少しでも安定して
いつも同じ品質を求め、世界中と商いをするグローバルとか
言う時代だそうでございますが、八代目はそれが結構嫌い(笑)

地元で、目の届くところでちゃんと作ってくれたものだけで、
目の届く場所で作ったものを、顔の見えるお客様に届けて
喜んでもらうっていうのが商売の基本だと思います。

宅急便で送って、振込みされて、で商いが完結するんでは
美味しかったのかどうかから始まる世間話もできやしない。

願わくば、意地張ってでも地元とかローカルにこだわった
菓子作りを続けて生きたい佐藤屋です。
皆様も、どこかで佐藤屋の乃し梅をお召上がりになりましたら、
山形の梅の農家さんからつながって、佐藤屋の工場の職人が
仕込み、山形のパートのおばちゃんたちが一枚ずつ手で
竹皮に貼り付けた、その手間とこだわりを、ちらっと思いながら
味わっていただけたりしたら幸いです。

畑へとひた走る
写真は畑への道をひた走る九代目(笑)
こうやって、育つ中でも自分の家の商売がたくさんの人に
支えられてるってのを少しでも感じてくれたら、なんて親は
思っているのですが、彼にとっては好きに走って怒られない
フィールドを与えられた嬉しさのみの様でした・・・