まったく勝てない試合が続き、気づけば連敗で
順位も下がる夏。毎月ZERO23に掲載させて
いただいている八代目の熱い想いもなんだか
ちょっとむなしく聞こえてしまいそうな夏です。
おりしも涙雨の降りしきる中で更新をしようとしている
ブログではございますが、久々のモンテディオネタ、
楽しみにしておられる方がいらっしゃるかはわかりませんが、
自分なりの最近思うところについて書いてみようかと。
試合内容、サポートぶり、クラブの状況などは、
最近は全く試合に参戦できない自分などよりも
現場の皆様が一番肌で感じておられることでしょうから、
余計な詮索などせずに、現地の皆様のご報告から
理解するしかないでしょう。
ここのところ、街中の方々がスタジアム誘致?に
熱をあげておられる感のある山形市。
どれ位の商店主の方が興味を持っておられ、なおかつ
現在サポートをされておられるのかは甚だ疑問であり、
現に賛助会員ですらない方々が盛り上がっているのは
いったいこれは何だろう、と思っていたりもする
苦しい中でも正会員の佐藤屋八代目です。
まあ辺に触れるとすごく微妙なのでしょうが、
自治体同士の喧嘩に発展したり、遺恨を残すのは
クラブにとっては全く歓迎できないことであり、普段から
本当に応援している人たちが、ちゃんとその見返りも
勝利なりなんなりで得られる様になってこその
プロスポーツなのかな~と思っております。
そして、その遺恨。
最近ブーイングのありや無しやで結構サポ間の
中にあったりなかったりみたいな事を耳にします。
実際、自分はブーイングを最終兵器と思っているので、
試合後にしたことはもう数える位しかありません。
これは、最前列で足が肉離れする位まで飛んで吠えて
いた時からそうですし、今や息子と一緒に上段に移っても
変わりません。
まあ、最前列にいた頃なんてのは、試合前からと試合中に、
完全に出し切るつもりでいたものですから、試合後半なんて
声も枯れてるし、足はつってるし、もうこれで敗戦なんて
しようものなら、がっくりうつむき肩落とす以上の事なんて
できなかったってのが正直なところではあるのですが。。。
そう、そうなんですよ。
試合後にってそんなに元気があるのだろうか?
と言うのが正直な感想なんです。
もしもご自身が、熱烈なサポーターであると自認して
いらっしゃる方がおられたら、問うてみてくださいご自身に。
「自分はサポートをやりきっているのか?」と・・・
本気でやって、限界までやって、それでも応えてくれない
不甲斐ない試合を見せられたら、その時に残った声量の
全てを使って、最大限のブーイングを浴びせましょう。
誰も止めない、あなたにはその権利がある!
こんな離れたところからほざいているおっさんに言われたく
ないでしょうが、誰も文句は言うまいと思います。
でももし、試合中には腕組みで見ているあなたが、
敗戦後に息を吹き返したよにブーイングをし、
罵声を浴びせているのだとしたら、それはサポーターを
自認するあなたにとっては恥ずべき行為であるはず。
共に戦う、と言っておきながら自らは余力を残し、
敗戦の傷心に塩をぬりこもうと言うのですから。
きっと、愛の鞭論をおっしゃる方もいるでしょう。
確かに腑抜けた輩にはそれは必要かもしれません。
そう判断されたらブーイングも必要です。
でも、今の山形で気持ちを切らしたプレーが目立つ
選手が、目に余る選手がそんなにいるのでしょうか?
勿論、先述の様に試合に行っていない自分が
言うのは間違っているかもしれませんが、ここは
あえてちょっとだけ。。。
勝ち負けだけを判断基準にして、のことであれば
それは止めた方が良いのでは?!
勿論昇格を目指す、と言っている以上勝つのは
当然求められることですので、嘆く気持ちもわかりますが、
そこは一歩、俺らは諦めないぞ、と言う気持ちから
出てくる行動が欲しいかな、と。
周りがゴルゥア~ッ!とか浴びせてるから、のっかって
吠えている中学生なんかもいらっしゃるそうです、そこは
先輩として、サポ予備軍を将来どう育てるのかを
考えての行動も、熱烈なサポーターを自認していらっしゃる
方々には必要かと思います。
また、敗戦後にスタンド上段から自然発生的な
コールが湧くこともあるそうな。。。
これはもう、サポーターの意識の違いですし、
やめろ、とか言うのは違うのかな、と思ってます。
コールリードをしたことがある方ならおわかりでしょうが、
あれって、最初の一声を出す緊張感、半端じゃないですよね。
それを、周辺部(あえて言わせてもらいます。爆心ではないって意味で)
のどちらかと言えばライトな層、とされる人たちの中から始めた
人がいるってだけで凄い勇気だと思うんですよ。
これは、ブーイングをしなければいけない、と本気のサポートの
後で判断した人と同じくらいに尊重されるべきだと思う。
自分に置き換えて、それができるのか?と問えば、リーダーや
コアの面子の流れに逆らう勇気とは物凄いものだし、その
チームにかける想いの凄さは同じサポとして認めざるを
得ないものではないかと思うのです。
ああ、なんだかいつも通りの長文になってきたので
ここらでまとめに入りたいと思います。
サポとファン、明らかな線引きってどこでしょうか?
興業そのものを楽しみに来ていて、ごひいきのチーム側に
座った。試合結果もやっぱり気になるし、勝ち負けで気分も
上り下がりする様になってきた。
このあたりを自分はファン、と思います。
クラブの行く末が気になる。自分ができる何かを
全てスタジアムで出し切りたい。その上で選手が
それに応えてくれるはずと無条件で信じている。
そう、信じる、と言う部分が出てきたらサポ、いやもう
一気にコアサポかもしれません。
今、栄光時代だったJ1の数年間を経て、再度の
昇格を目指し戦っているチーム。
本当の意味でのプロクラブとなるべく、その道を
模索しての取り組みをするクラブ。
これを支えるサポーターとはどうあるべきなのでしょうか?
スタジアムで、選手と同じくらいに目立つ存在。
スタジアムの空気を作る存在。
それ故に、自らを舞台装置とするが故に、クラブからは
最も安いお金でスタジアムに迎えられているのがサポ。
自分勝手な基準で、試合にも行けない男が、好き勝手に
書いてきた本日のブログですが、ほんのちょっとでも、
これからも「俺らの山形」に向けて、自分なりのあるべき
サポの姿、を考えてくれる方がいらっしゃったら、ほんの
ちょっとだけ昔に、自らの全てをささげてたと言っても良い
おっさんは嬉しいです。
長文にお付き合いありがとうございます!
これからも頑張って応援してまいりましょう~