お正月の菓子「花びら餅」の由来や何か、ご存知ですか?

山形、佐藤屋の正月の菓子「菱花びら餅」
お正月の和菓子、と聞かれますと「花びら餅」との答えが返ってくる事がしばしばございます
位には、知名度の高いお菓子となりましたこの一品。

餅を円形にのしたもので味噌餡とごぼうをはさんだこの菓子、ちょっと不思議な取り合わせですが、
いったいなぜにこんな形になったのでしょうか?

菓子のおこりとしてはどうも、明治位になるまで表舞台には出てまいりません。
その後、茶道が広まっていく過程で、お正月のお家元の初釜の定番の菓子となり、
それを模したそれぞれの地方の菓子屋が販売するようになって、正月の定番菓子として広まっていった様でございます。

そもそもは、平安期の宮中にございました「お歯固めの儀」と言う風習に由来し、
白の丸餅に紅色の菱餅を置き、そこに色々の食べ物をのせて食べていたものが、
徐々に簡略化され、宮中雑煮と呼ばれた白餅と紅餅を重ねたもので食べ物を包んだ形の
ものを食べる様になっていったとのこと。
今も残る宮中の資料の中には、宮中の鏡餅は、白餅を重ねた上に紅餅を重ね、その上に
ダイダイなどを飾っておられた様で、今の花びら餅の、白餅に紅を重ねた形の源流と言えそうです。

何故に味噌餡なのか、と言う部分やゴボウの本数などは、諸説ありますので、何ともここでは
言いにくいのですが、少なくとも一般に、花びら餅の存在が登場するのは明治期の裏千家での
初釜での事であろうと思われ、それが今尚そのままの形で残っているのであれば、私が
見たことのあるそれは、白餅に紅の丸餅をのせ、細く切った蜜漬けのゴボウを二本置き、
砂糖蜜で溶いた味噌をしぼり包んだもの、でございます。
一般に出回る花びら餅は味噌餡ですが、初釜でのそれは味噌ダレとでも言うべきもので、
こぼさずに食べるためには一口でいく必要もありまして、ハレ姿で茶席に参加される方が、
お召し物を汚されるのではないか、とドキドキしたのを覚えています。

ともあれ、そうして広まった花びら餅が、日本でも奥地、東北は山形の佐藤屋まで伝わるには、
それ相当の時間もかかりまして、昭和に入ってから、茶道の先生からのご依頼で、似せて
作ったのが始まりとなっておりまして、父(七代 松兵衛)の頃には広く山形の席でも、
正月の定番菓子として「花びら餅」を作らせていただくようになりました。

ちなみに、この花びら餅は、白餅に紅のぼかしでのしたもので、味噌餡とゴボウ一本を畳んで
作る形のもの。お餅はしっかり目で、ごぼうは柔らかく煮てありますので、山形風の花びら餅として
完成してる感じのものになっております。

佐藤屋は山形産のごぼうを花びら餅用に仕込みます。
しかしながら、昨今は交通機関も発達し、京都や東京での家元の初釜にも参加された、と言う
先生が増えてきたりもありまして、実はここ数年ではございますが、私八代目が見てまいりました
京都風の花びら餅も、ご予約限定ではございますが、作るようになってございます。
ただし、こちらはゴボウの仕込み(上の写真は切ったところですが、土つきのを洗って選別からスタート)、
蜜漬けに3日、餡を煉って、生地を白と紅、別々にのして、畳むというすべての作業を一人でもって
いたしますので、数は当然作ることができません(通常タイプは皆で作るので、ちゃんと数をご用意させて
いただけますのでご安心を)ので、ご予約限定となってしまうのです。

餅粉と米粉を合わせ、蒸し、ついて作る「花びら餅」の生地山形、佐藤屋の花びら餅の製造。
餅を蒸して、手鍋で火にかけて手早く必死に煉る。冷める前に麺棒でのして、型抜き。
文字にするとこれだけなのですが、相当の腕力も必要とされまして、この作業をしてるときには
周りの職人がからかうくらいに必死になっております。実際周りの目を気にできるくらいなんですから、京都での修行中に比べたらかわいらしいものに
見えてしまう数なんですけどもね。それくらい京都は花びら餅の数が凄かった・・・

そんなこんなで歴史も伝統もあり、そして今も変わらず手間のかかる製法で作られている
花びら餅、佐藤屋では本日より販売開始です(一個300円)。
八代目の作る限定品は、「菱花びら餅」の名前でご予約を承っておりますので、ご興味が
ございます方は是非どうぞ!通常のものとは数段違う、手間かけた分だけある感じの
一品を味わっていただけますよ~ 一個700円もしてしまうけど。

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クリスマスにも和菓子、いかがですか?

佐藤屋の和菓子のクリスマスデコレーション皆さん、クリスマスケーキのご予約はお済ですか?
もうこの時期になりますと街もクリスマス一色でございますし、最近は前もって
準備をされる方が大変に増えておられますから、ほとんどの方は大丈夫でしょうね~

佐藤屋では、クリスマスケーキに代わってご提案をいたします、上の写真の和菓子のデコレーションを
はじめとして、クリスマスにも和菓子はいかがでしょう?のご提案をしております。

例えば、愛媛は怒和島のレモンとラム酒、黒糖の取り合わせの羊羹「りぶれ」

佐藤屋のレモンの羊羹「りぶれ」
定番に昇格した「りぶれ」はレモンと黒糖とラム酒の羊羹。

こちらは赤ワインやシェリー、ブランデーなどとの相性ばっちりですので、お食事の後にゆったりと
すごされる際にはぴったりの一品。その和菓子なのにちょっと違った味わいはクセになる、と
お取り寄せのご注文もかなり増えてきております一品です。

また、御馴染みとなりました乃し梅チョコ「たまゆら」は、こちらも濃いめのお酒との相性が
大変に良く、最近はバーなどでお使いいただきます機会も増えております。

銘菓「乃し梅」の新しい形「たまゆら」
銘菓「乃し梅」の新しい形、和の生チョコ「たまゆら」

また、新作としてまだまだ知名度は低いものの、日本橋三越さんでの本和菓衆(ほんわかしゅう)でも
大変に高評をいただきました、レモンとラム酒の淡雪羹「うしお」は、吟醸酒のフルーティなものや、
スパークリングワインなどとの取り合わせでお楽しみいただきますと、レモンの皮のほのかな渋みと、
豊かな香りが堪能いただけます。
山形 佐藤屋のレモンとラム酒の淡雪「うしお」なかなか、クリスマスに和菓子、と言うイメージは想像しにくいかもしれませんが、
最近は和菓子のちょっと新しい形のものが増えてきております。
ぜひ皆様も、伝統的なものから新しいものまで、ちょっとだけ和菓子に目を向けていただけましたら
幸いです。って、ここをお読みいただいております時点でもう、和菓子に興味を持っていただいて
いるのだとは思いますが。

そんな訳で佐藤屋、クリスマスも当然休まず、皆様のおいでをお待ちいたしております~
クリスマス期間の一番人気は「直火焼チーズケーキ」ですが、和菓子職人たちは虎視眈々と、
そのトップの座を奪う菓子を作りたいと精進しております~!

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【本和菓衆】老舗の跡取りが作る、ちょっと新しい和菓子の形を。

2014本和菓衆、初日を迎える日本橋三越前の9人
参加した9店。 左寄り三重「柳屋奉善」、京都「井筒八ッ橋」、岐阜「御菓子つちや」、愛知「きよめ餅総本家」、山形「乃し梅本舗 佐藤屋」、岐阜「たなか屋せんべい総本家」、島根「彩雲堂」、三重「深川屋」、北海道「五勝手屋本舗」のそれぞれの若衆。

昨年、第一回が開催され、多方面より注目をいただきました、全国の老舗和菓子店の集まる
全国銘菓名産協会を母体とします若手の取り組み「本和菓衆」。
今年は、新たに2社を加えて10月29日より11月の4日まで、昨年同様、日本橋三越様の地下銀座線口にて第二回を開催させていただきました。

第一回本和菓衆、佐藤屋の琥珀糖「十徳」
第一回本和菓衆、佐藤屋の琥珀糖「十徳」は生のイチゴやラム酒、ジンとライムを使った大人のお干菓子。

佐藤屋は、昨年の第一回におきましては、伝統の乃し梅で培った、寒天を扱う技術を用いた
新作の琥珀糖「十徳(じっとく)」をお出しいたしまして、大変に高評をいただきましたが、反響の大きさに
製造が全く間に合わず、ご迷惑をおかけした反省と、その後の一年間、色々に取り組んできたことを活かしての第二回への続けての参加となりました。

本年は、「お酒と共に楽しんでいただける和菓子」を佐藤屋は一つのテーマとし、やはりこれまで
八代に渡って高めてまいりました「寒天」の技術を活かした菓子をお届けしてこそ、佐藤屋の八代目としての
本筋であろう、と新商品一品を加えた三品をメインに、1週間ご提案をさせていただきました。

佐藤屋の新作、レモンとラム酒の淡雪羹「うしお」
佐藤屋の新作、レモンとラム酒の淡雪羹「うしお」

上の写真が新作の「うしお」
愛媛は怒和島の一軒の農家さんのレモンとの出会いが生んだ爽やかな菓子になりました。
白い部分は淡雪と申しまして、メレンゲと砂糖、寒天で作ります伝統的な寒天の菓子。

ともすれば甘くなりがちであり、少し敬遠されがちな菓子である様に思えまして、今回はラム酒と
怒和島のレモンの蜜漬を皮ごと加え、甘さと酸味、そしてあと味に残るほのかな渋みまでを含めて
楽しんでいただく菓子に仕上げました。また、より繊細な食感と、日保ちの改善のためには、洋菓子の
技術であるメレンゲの技、特にギモーヴなどに使われるメレンゲの技術を取り入れました。

酒との組み合わせで言えば、微発泡の日本酒、吟醸酒の中でもフルーティな香りのもの、白のワイン
などとマッチするのでは、とご提案をさせていただきました。

佐藤屋のレモンの羊羹「りぶれ」
定番に昇格した「りぶれ」はレモンと黒糖とラム酒の羊羹。

二点目は「りぶれ」
初夏の登場以来、大変にご高評をいただいております、レモンと黒糖とラム酒の羊羹。
昨年不思議なご縁で出会って以来、尊敬し親交を持たせていただいておりますwagashi asobiさんの
ドライフルーツの羊羹と同様のラム酒と黒糖の羊羹ですが、佐藤屋スタイルは少し水分が多い感じ。
同じ菓子を作っても、それぞれのイメージで仕上がりが違うと言う点もまた、菓子の面白さ。
こちらも怒和島のレモンを用い、レモンの錦玉の層と黒糖とラム酒の層の二層の棹菓子になっています。

酒との組み合わせでは赤ワイン、ウイスキーやブランデーなど。IPAなどのビールとの相性も良いです。
ブドウなどの果実の渋みがある酒との相性が良さそうに思っています。

銘菓「乃し梅」の新しい形「たまゆら」
銘菓「乃し梅」の新しい形、和の生チョコ「たまゆら」

三点目は「たまゆら」
佐藤屋の代表商品であります銘菓「乃し梅」を新しい使い方でご提案したい、と思い作った白餡と寒天をクーベルチョコと生クリームに合わせた羊羹とチョコの合いの子ですが、
ショコラティエの方にもご注目をいただけた本格的な生チョコに仕上がっています。
バターを使っていませんので、常温でも溶けず温度帯ごとの硬さの変化も含めて楽しんで
いただける形になっており、ビターなチョコの後味に、さっぱりとした梅の酸味が絶妙にマッチする
一品に仕上がりました。

お酒との組み合わせでは、ブランデーやウイスキーが良いと思いますが、赤ワインとも相性が良く、
日本酒党のお客様からは今回の催事後、熱燗とのマッチングも良いのではとのお言葉も。

もちろんどの品も、お茶との相性も良く、特に紅茶との相性も良いものです。
急須でお茶を、抹茶を点ててと言うのは勿論、和菓子、日本の伝統にのっとっている以上、
目指すところではありますが、現代に生きる方々に、私たちの仕事を知っていただく意味でも
こう言った新たな取り合わせの提案というものは、すそ野を広げるためにも必要ではないかと
思いまして、特に本和菓衆と言う新しい取り組みならではの事、とご提案いたしました。

期間中は、店頭に大部分の時間立ち、お客様に上の様なお勧めの召し上がり方をお伝えいたしました。
お茶に合わせるもの、との先入観のある和菓子です。驚かれる方も多数おられましたが、中でも
毎回私たちの新しい取り組みに興味を持っていただき応援してくださっている方々の、本当にたくさんの
ご来店のおかげを持ちまして、佐藤屋始まって以来の大成功をおさめさせていただきました。

会期終了後も、お取り寄せなどで沢山のご注文をいただいておりますが、何せ毎度お伝えしております
様に、手作りの品々。そして、レモンの農家さんは一軒。作れます量に限りがございますので、お届けまでに
お時間をいただいております。ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解の程を。

本和菓衆いいだしっぺ田中屋総本家の田中さんと。お客様に撮ってもらった一枚。
いいだしっぺ田中屋さんと。自由を体現する和菓子屋の一人。

9社それぞれが想う、新しい和菓子の形を、それぞれが思う場面に合わせて、それぞれの培って
きた技で表現した第二回本和菓衆。どの店も面白く、その菓子をご紹介したいのですが、私が語るのは
野暮と言う物。facebookの本和菓衆のページや、各社のページなどで調べて、取り寄せて楽しむもまた
一興と言うことで〆させていただきたいと思います。

上の写真の田中さん、松江の彩雲堂の山口さんとの酒の席に端を発し、次々と加わってくれ、
素晴らしい力を発揮していただいた仲間たちに、そしておいでをいただいた沢山のお客様と、いつも
応援してくださる皆様に心からの感謝を申し上げます!

また来年まで精進し、この場所でお披露目をする時には、いったいどんな菓子が出るのかは、正直
自分でもわかっていません。一年間の中での出会いや、刺激を受けての思いつきで生まれる菓子こそ、
山形を自ら楽しみ、人にも楽しんでもらう私の菓子作りの身上。

是非これからもまた、私たちの菓子を楽しんでいただきながら、応援をお願いいたします!
なお、お送りだと時間のかかる菓子も、山形の店においでをいただきますと案外、スムーズに
お求めいただけることがございますが、これは当然。これまでもこれからも、山形の店である事は
絶対にゆらぎません。地元での評価につなげるべくの東京武者修行ですから。

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佐藤屋秋の感謝祭 10月23日より26日まで開催、限定のお菓子をどうぞ!

山形 のし梅本舗 佐藤屋秋の感謝祭広告毎度ご高評をいただいております、春・夏・秋の佐藤屋の売り出しイベント。
今回は「秋の感謝祭」と銘打ちまして、明日23日より26日までの4日間、佐藤屋直営の本店・本町店・東原店・北店の4店舗にて開催いたします~!

今回のイベントは、銘菓「乃し梅」「梅しぐれ」をお求めやすい価格でお届をいたしますのは
もちろんの事ながら、金曜日の日替りサービスには何と、現在大変にご高評をいただいております
レモンと黒糖と洋酒の羊羹「りぶれ」が登場いたします!

私も今回、愛媛は怒和島のレモンを使う様になって初めて知った事なのですが、夏に人気の
レモンの実の、ハイシーズンは何と日本では冬場なのです。
つまりこれからが実は良い時期。夏にもぴったりな爽やかな酸味ですが、コクのある羊羹に洋酒を
香らせた一品は、これからの時期、秋の夜長に召し上がっていただきますのも一興です。
是非お得な今回お求めくださいませ~ 何せ日保ちも1か月いたしますので。

また、告知が大変遅くなってしまったと言う事で、値引きはございませんが「たまゆら」、
そう乃し梅を白餡と寒天を入れて作った生チョコにのせた和菓子屋の本格チョコ?!
顔負けの一品をどーんと広告の上の段に登場させております。何せ売り出し以外で広告を出しません佐藤屋ですので、ネットを介してご存知の、
店頭でご覧になってご存知の方にしか、口コミ以外ではお伝えできません。

クーベルチョコの扱いに関しては、もはや佐藤屋の中でも洋菓子職人を越えた
和菓子職人たちが、一所懸命にしあげる本物を是非お試しくださいませ~

また、洋菓子職人が小豆餡を使って作るしっとりとしたパウンドなどの新作限定品、
いつものお菓子の特価品なども揃えてございます。是非この期間に!
山形の老舗佐藤屋の紅茶の落雁「こくふ」

そしてそして、先日の新宿高島屋さんでの「若き匠たちの挑戦」展で大変にご高評を
賜りました紅茶の半生菓子「こくふ」が佐藤屋の直営店、デパート店に23日から限定数で
登場いたします。まだ進化の途中の菓子にて、一旦お茶の在庫のございますここまでの
販売とさせていただきまして、より進化させて皆様にお届けする予定。
まずは現時点でも興味がある、と言う八代目をいつもご覧いただいております皆様に
是非お召し上がりいただきたく存じます!

さあ明日からはお天気も回復しそうです。
26日にはNDソフトスタジアムでの出店も控え、さらには29日からは日本橋三越さんでの
本和菓衆での催事でございます。切らさず走り抜きますので、皆様の応援をひとつ
よろしくお願い申し上げます!

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今季初出店@NDスタ決定!26日横浜FC戦にて!

佐藤屋のモンテディオあおり広告【告知】
10月26日のモンテディオ山形対横浜FCのホームゲームにて、
今季初となりますNDソフトスタジアムでの特設出店を行います!

当日は、どんなに寒くとも乃し梅氷を実施し、他にも白星などにかけました
ゲン担ぎの品々をご用意いたしまして参上いたします!

最近スタジアムに参戦できていなかった八代目も当日は元気に売り場を
おしまいにして、正念場を迎えるチームを鼓舞する側にまわります!

 

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芸術の秋「山形みちのおくビエンナーレ」にもからんでます佐藤屋。

秋、いろいろな秋がございますが、芸術の秋、でもございます!
佐藤屋八代目と芸術、スポーツタイプな男につき、縁遠く感じられるかも
しれませんが、実は芸工大の陶芸の学生さんとのコラボ展なども実施しておりまして、
案外とこれでも好きな方でございます?!

佐藤屋八代目と芸工大陶芸のコラボ展よりそしてこの秋、山形で開催されております一大芸術祭が「山形みちのおくビエンナーレ」!
http://biennale.tuad.ac.jp/

その、山形みちのおくビエンナーレの中で、中庭にございます通称【Goma小屋】での
お団子ワークショップに餡やシロップを提供させていただいております~!
http://biennale.tuad.ac.jp/wp-content/uploads/2014/09/odango_ws1.jpg

飯塚の絣屋さんの御団子に、このビエンナーレのために結成されたラボの皆さんが考案され、
村山のパン屋さんNOUKAさんの作るグラノーラをまぶして食べるちょっと面白いお団子。
そのつなぎの役を果たしますあんこやシロップを、八代目が作らせていただいております!
現在は、八時間かけて麹を発酵させて作ります「甘麹シロップ」と、胡桃とゴマのあんこ、
超限定の「山形フルーツシロップ」を御納めしております!

さらに、グラノーラ以外のふりかけも、と山形の紅花やバラを乾燥させて作った特製ふりかけも、
あるだけでおしまい、な限定にて登場しておりますよ~

本日は、山形市内中心部は全体的に歩行者天国!
佐藤屋本町店では今年街中最後の「カキ氷!」でございますが、
ぶらぶらと歩き回って「まなび館」や「文翔館」にて、ちょっと変わった新しい形の
芸術も、一緒に楽しんでいただけましたら幸いです!

追:まなび館にございます荒井良二さんのホソミチくんの展示には、実は八代目の
俳句もお選びいただき、絵を付けて展示いただいておったりいたします!

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10/11(土)山形市歩行者天国に「乃し梅氷」が登場します!

山形名物 佐藤屋の「乃し梅カキ氷」先日までの新宿高島屋さんでのWAGASHI老舗 若き匠たちの挑戦 展、大好評で
一週間を走り切りまして、皆様の応援に心より感謝いたしますと共に、ご報告がまだになっておりますことにお詫び申し上げます。

で、まずはイベントの告知です!
10月11日(土)の山形市中心街の歩行者天国にて、佐藤屋本町店前にて今年街中では最後となります「カキ氷」をやります!

メニューは「乃し梅・イチゴ・愛媛レモン・抹茶」の四種類。
肌寒くなってきた山形ではありますが、花笠祭にて最終日が中止という残念な結果になり、
カキ氷を逃しておられた皆様、熱いお茶も用意しておりますので、是非挑戦を!

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新宿高島屋での乃し梅氷を前に。ご紹介いただいております~

 

先日ご案内をいたしました新宿高島屋さんでの催事、17日から23日までの
開催となっておりまして、諸々の準備や地元の茶会の菓子のご依頼の調整など、日々忙しくさせていただいておりましたら・・・

なんとも立派なfacebookのページができておりまして、こんな感じにご紹介を
いただいております!ご一緒させていただく皆様がいかに凄い方ばかりかも
おわかりいただけるかと思いますので、是非ご覧くださいませ~

それにしてもご紹介の文中、皆様からの応援について触れていただいております事、
本当に嬉しいです。自分では、常に面倒を見てくださる方に恵まれているな、と言うのが
最も感じるところでございますので!

東京でも毎回、どこでやっても来ていただき楽しみにしてくださいます方々がおられます。
そう言った方に、数少ないお会いできる場面を大切にしたく、今回もバッタバタですが
万全の準備して向かいたいと思いますので、お楽しみに!

個人的には、富山の引網さん(http://pullnet33.exblog.jp/)の、超絶技法でつくる
オーダーメイドの煉りきりを皆様にはご覧いただきたいな、と。
可愛らしい形にだまされますが、となりで見ていて呆然とするほどの技術。
そしてその技術を、お客様からご依頼をいただいた瞬間から頭の中で組み立て、
あっという間に形にしてしまうセンスが凄いです。
期間中、何を作ってもらおうかと楽しみにされてる方も多いはず!
自分も今回は何か作ってもらおうかな、と思う位に尊敬する職人さんですよ~

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遂に来た!【乃し梅氷】東京進出決定のお知らせ@新宿高島屋

山形名物 佐藤屋の「乃し梅カキ氷」そう、全てはこの写真の彼から始まったのです。
都会苦手、人ごみ苦手な自分が何故、ここのところ何度も東京に行くのか。
そう、全ては彼が、僕の和菓子を「面白い、美味しい」と言って取り上げてくれてからの話。
百貨店のバイヤーさんと言う存在を越えて、何だか和菓子を面白くしていこうって言う同志
みたいな感じで走らせていただいてる人がいるのです。

そんな彼が次に仕掛けるのは「WAGASHI 若き匠たちの挑戦」なる、八代目にとってはもう、
完全に腰が引けるほどにデカすぎるタイトルの、実演主体の催し。

新宿高島屋さんにて9月17日より23日まで開催です!

全国の名だたる若手の職人の皆さんの末席に加えていただき、完全に見とれながら
人の仕事ばっかり見ているであろうことはもう、想像に難くない私ですが、今回は唯一?
自信を持って?満を持して?お持ちするものがございます!

それは、【乃し梅カキ氷】です!

山形では子どもの日の「はたらく車大集合」、「さくらんぼ祭」、「花笠祭」の年に三回だけの
限定品としてお出しをしておりますレアな品なれど、和菓子屋としてお出しするからには本気を
お見せしなければいけない、と考えましての本物の果実とお砂糖だけで作る自家製シロップで
お出しをしております一品。

その中でも、江戸期の薬からの流れを汲み、誰が何と言おうとも山形発祥の菓子として
今も変わらず伝える佐藤屋の銘菓「乃し梅」の名を冠する「乃し梅氷」はダントツの自信作にして
一番人気のしなもの。

素晴らしい職人さん達に囲まれましても、これだけは、ここだけは譲れない負けたくない
品として、万全の準備をして新宿にまいります覚悟です。
ちなみに、いつも使ってる機械じゃないと、と思ってたらご依頼もあったので佐藤屋から
氷の削り機も持参です(笑)

とは言え、正直申しまして毎度毎度、都会では迷子になったりする八代目。
新宿におきましても、駅で電車から降りた瞬間から迷子になったりもいたしましたので、
期間中は特に前半、かなりの借りてきた猫状態であろうことが予想されます・・・

もしも可能でございましたらば、いつも応援を頂いております皆様、そして
ネット経由などで、一度は佐藤屋の氷を食べてみたいと思ってくださった皆さま、
今東京では流行していると言うカキ氷ファンの皆様は、ぜひともおいでをいただきまして、
そして必死の形相の八代目に、「これ見て来たよ」とか、「肩の力抜いて」などの
少し優しいめのお言葉をかけていただけましたら幸いです!

美味しい乃し梅のシロップに加えて、こちらも人気のイチゴのシロップもお持ちします!
その他にも今回だけの限定品もご用意の予定。
もちろんご一緒させていただきます、いずれも素晴らしい全国の職人さん8人の
技と心意気の詰まった和菓子はオススメでございます!

その場で召し上がっていただきますイートインや、上生菓子の実演、限定品の販売や
ちょっと新しい和菓子のご提案など、この一週間はきっと、自分にとって発見と刺激を
もらいまくる期間になりそうな予感です!

今後もまあご案内してまいりますので、是非、是非に応援よろしくお願いします!

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関東遠征のお知らせ@東急吉祥寺さん山形物産展

東急吉祥寺さんでの「第三回山形の観光と物産展」に参加致します!
佐藤屋のレモンの羊羹「りぶれ」
第一回より、熱心にお誘いを頂いておりましたご縁で、昨年の第二回に続き、
二年連続での東急吉祥寺さんでの催事となります。

期間は、9月11日(木)より17日(水)まで7日間です~。

昨年は、悪天候の影響で、準備の日には新幹線がノロノロ運転で到着が
夜になり、必死の準備で初日に間に合わせるも期間中も雨、とかなり辛い
状況での催事となってしまいました記憶がございますが、今年は必ずや良いお天気に
恵まれると信じてまいります!

時期的に、昨年も人気でした乃し梅チョコ「たまゆら」を作るのはまだ
難しそうですが、今年のイチオシの、レモンと洋酒と黒糖の羊羹「りぶれ」を
お持ちいたしますので、是非その爽やかだけど深みのある、新しい感覚の
和菓子をお楽しみください~

もちろんいつもの銘菓「乃し梅」「梅しぐれ」「まゆはき」「おぼろ月」などの、得意の
完熟梅の菓子もお持ちいたしますので、お気に入りのものがございます方、ぜひとも
売り場までのお越しをお待ちいたしております!

八代目といたしましては、実は一番催事にいって楽しかった場所がここ。
なんとお客様に御宅まで呼んでいただきまして、ごちそうになってしまったり、
近所に大きな公園があって、池もあったりで、都会なのに自然のパワーがもらえたこと。
御飯たべるにしても、でかい商店街みたいなとこがあったんで、すぐに馴染みになれたこと。
昨年は三日しかいられなかったのに、楽しい思い出があって、好きです吉祥寺!

と、書いたところでなんなのですが・・・
今回、八代目の参戦はかなわなそうでございます(涙
翌週にもまた催事が控えておりまして。そちらは実演もありまして。しかも苦手な大都会。
しっかりとした準備で臨みたく、泣く泣く断念せざるを得ない状況です。

期間中は、最近の催事ではいつもお世話になっております東京の売り子さんと、
すっかり遠征も板についてきました「山形弁女子」がお待ちいたしております!

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