今年もついに年の暮れ、でございます。
特製の菱はなびら餅のご予約も、年明けを中心にいただいておりまして、
ここのところ年末に人気の高まってまいりました羊羹、冨久梅もたくさんのご注文を
いただいており、製造に必死になっております日々です。
今年は、どちらかと言うと東京でのイベントで目立つことが多く、どうしても
山形にあまりいないひとなんでないの?と言う印象を抱かれる方も多かったかも
しれない一年になりました。
しかしながら、本当に私の願うところは「山形」と言う土地に育んでもらった店、
そして山形と言う土地に育んでもらった自分、の持っているものでもって、
その山形と言う土地に何か少しでもお返しできたら、と言うところ。
そう言う意味では、先日ご案内もあまりできずでしたのに、たくさんのお客様においでを
いただきました天童の鎌田工務店さんモデルハウスでの「慎太郎’s bar」での、和菓子と
お酒の組合せでのご提案を自らバーテンとしてお披露目したことや、恒例となりました
芸工大の陶芸の学生さんとの器と菓子のコラボ展、来年に迫ったみちのおくビエンナーレへ
向けての市民の皆さんと一緒に考える新しい和菓子作り、コミュニティセンターや学校、
デイサービスさんでの和菓子つくり体験などは、地元山形を楽しむ、と言う老舗でも
ちょっと新しい取り組みをする「若い老舗」を目標とする私たちのスタイルを少しでも
お店で来たかと思います。
また、市内で数回のチャンスがございました「かき氷」の提供の際には、
本当に長いお待たせをいたしましたのに、たくさんのお客様に笑顔で並んで
いただき、美味しいとおっしゃっていただきましたこと、心より感謝いたします。
山形での大変なご高評をいただいているからこそ、の関東への御呼ばれでございます。
来年も、ここを一番に、勘違いすることなく、山形を大事に、皆様に応援されて
外へも出ていけるような仕事をしていきたいと思います!
沢山の特注や、応援の言葉、良い勉強の機会をいただいた皆様に心からの感謝を!
これからもきっと、いつも止まることなく、責任は持ちつつも縛られることはなく、
走り続けることと思います。
その時々に皆様の、変わらぬ応援を賜れましたら幸いです!
今年も最後まで走り切り、来年もまた走ります!
佐藤屋の営業は大晦日まで。
新年初売りは1月2日より!(百貨店さんはその営業に従いますが)
まずは今年のご愛顧への御礼を申し上げ、ラスト数日の頑張りと
来年への決意表明でございました!
なお、佐藤屋では一緒に働いてくださる方をいつも募集してるような
状況です。パートさん、修業、職人さんなど、お気軽にお声かけてくださいませ!