器と菓子のコラボ展「お茶の子祭」2/1~2/6開催です!

芸工大工芸コースと佐藤屋のコラボ展「お茶の子祭」

【イベント告知です!】
今年もやってまいりました、年に一度の八代目のお楽しみ!
芸工大工芸コースの学生さんの器に、それぞれに合わせたオリジナルの菓子を
盛り付けての展示、今年は「お茶の子祭」と銘打っての開催です~!

会期は2/1(水)より2/6(月)まで。ギャラリー絵遊にて!
2/4(土)と2/5(日)の二日間は、先着順となりますが、実際に展示の器を
使ってのお茶会も実施ですよ~ 是非おはこびくださいませ!

お茶の子祭、芸工大と佐藤屋のコラボ展の日程等

毎度お茶会の日は大変に混雑をいたしますが、今年も無料でのご提供となります!
是非とも、お使いになった感想などをたくさんに作者たちとお話をしていただきますよう
心よりお願い申し上げます。

普段はこれだけ皆様の目に触れる機会を持てないかもしれない作者たちです。
これから、もしか世に出る作家となるかもしれない皆に、山形に来て良かったと
思ってほしく、そして僕らも毎年新しい良い刺激をもらえているイベント、本当に
楽しみにしております~

本日、搬入をしてまいりましたが、今年もまたなかなかに面白い感じ。
テクニックなどは未完成かもしれませんが、それでもなお、今だからこそ、
恐れのない時だからこそ、未熟だからこそ出てくる発想に刺激されて菓子を
考えました!

是非とも現場にてご覧下さいませ!

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当ブログ史上、最も長く読まれている記事は「お正月のアレ」のことです。

山形、佐藤屋の正月の菓子「菱花びら餅」クリスマスの菓子のご案内をしてたと思ったら、もうお正月の菓子の用意が間に合わなくなりそうで慌てる八代目です。

なんだかんだ更新があまり無いこのブログでございますが、色々と書いてきまして、比較的ことしは多めの更新ができたな~と思っています。

そんな中、お正月の菓子のご案内をしよう!と思い立ってみましたところ、気づいたことが!
なんと、このリンク先の花びら餅の由来やなんかふくめて書いた記事が、未だに検索でおいでになる方がめっちゃくちゃ多い記事だったのでした。

確かに、味噌餡・餅生地・ゴボウの組合せでできあがる菓子と言うのは、ちょっと普通の感覚ではおどろく存在ですよね。
私も和菓子屋に育っていなかったら、なかなか馴染めていないだろうと思います(笑)

由来は、先ほどのリンク先の過去記事にも書いてはおりますが、そもそも全国には、明治以降に菓子屋が作り始め、茶道の広まりとともに、歴史的にはごく最近になってお正月の定番となったようです。

よくよく考えますと、佐藤屋でも「花びら餅」を作り始めたのは、私が子供の頃だった気もしますし、30年程度。
それまでに山形の菓子屋で作っていたところも聞きませんから、ある意味ではものすごい短期間での定番化なのかもしれませんね~

 

hatsugamano

ともあれ、今年もお正月の特別のお菓子のご案内をいたしております~
毎年、「菱はなびら餅」につきましては、年内にある程度ご予約をいただき、年明けには一気に初釜などの御用命をいただくもので、ゴボウが足りなくなる事態が発生しがち。

私一人で手掛けますもので、限界もございます。
ただでさえ、菓子の売切れの相次ぎます年末年始です。是非ともおいでの前に、ご希望の菓子がございます場合には、お取り置きのご連絡をば!

 

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クリスマス和菓子、山形は佐藤屋スタイルこちらです~

山形、佐藤屋のクリスマス和菓子「聖者の行進」はねりきり製

今年も「和菓子のクリスマス」やります!

毎年楽しみにしていただいていらっしゃいますお客様から、「今年はどんな感じなの?」とのお問合せの増える時期になりました【クリスマスの和菓子】

大変遅くなりましたが、twitterFacebookinstagramなどで少しずつ告知をしておりましたもの、やっとこ全貌が発表となります~!

今年は、生菓子・棹菓子・お干菓子とそれぞれ種類もそろいまして、なかなかに完成度もあがり、やってる側も楽しい感じに!

一番最初の写真のものが【聖者の行進】と名付けました生菓子の詰合せ(2個入 800円)。
サンタさんは、昨年までと同様にすべて顔が違う感じに仕上げましたので、どんなお顔が登場するかはお楽しみです。
また、雪の家の型の煉りきりは、中にココナツオイルを使った餡を入れた変わり種。ふわっと香るココナツが楽しい感じです。
取り扱いは、佐藤屋の本店ならびに支店のみ。百貨店さんではお取り扱いがございませんので、地元の佐藤屋の本店と支店まで!(ご予約優先です。数そんなに作れないです)

山形、佐藤屋のクリスマス和菓子「賢者の贈り物」

そしてこちらもまた変わり種【賢者の贈り物】と名付けました棹菓子です。
クリスマスの灯りをイメージした細工羊羹ですが、赤い部分は苺・ココナツのリキュールで香りと味をつけました。そして上の透明の部分は蜂蜜の寒天。

苺のリキュールだけですと、どうしてもジャムっぽい味わいになるところを、ハチミツの酸と甘さ、
ココナツの香りを合わせることでカクテル同様に、甘酸っぱい苺の感じを出せたのでは、と。
少し冷やしてお召し上がりをいただくと、より良い具合かもしれません。
シャンパンなんかとも合いそう、とは七代目松兵衛(現社長)のお言葉。
(最近ではすぐに「酒と和菓子」の頭になる佐藤屋社内かも?)

1本 1200円で、佐藤屋の各店と新宿高島屋さんでのお取り扱いとなります。
7日から販売を開始しておりまして、日持ちも30日いたしますので、手土産にもぴったりかも?!

山形、佐藤屋のクリスマス和菓子「刷り込ふ焼き煎餅、和三盆蜜」

また、お干菓子類も充実!
クリスマス柄のお煎餅は、鮮やかな色味とグラデーションの具合が大好評です!
一枚ずつ職人が蜜で絵柄を刷り込むお煎餅は、裏側に和三盆の蜜をあしらってありまして、上品な甘さが特徴。

そして今年バージョンの特徴の一つでありますパッケージにもご注目いただきたく。
山形、佐藤屋のクリスマス和菓子は、ツリーに飾って良し!
これ、タグがそれぞれちょっとずつ違い、しかもツリーにかざれるよにヒモ付きになってるんです!軽いふ焼きのお煎餅ならではな、この仕掛け。店頭のツリーにも飾りまして、お客様からもご高評をいただいております。
まだツリーを飾っておられない方、こんな飾りもいかがでしょうか?
2枚入りで250円となっておりますよ~

山形佐藤屋のクリスマス和菓子「和三盆」

また、定番の和三盆の詰合せもクリスマススタイルでお届けしてございますよ~
佐藤屋の和三盆は、阿波和三盆に色と水だけを足して型で打つもの。
最近のものは、色々の粉が入っているものが多くなりましたが、口どけと味、香りがまったく違います。
一度お試しいただきたい品の一つです!

こんな感じで、佐藤屋のクリスマス和菓子、お届けいたします!
佐藤屋のサイトからのお問合せ、フリーダイヤルでのお問合せ(0120-01-3108)などで発送も承ります、生菓子以外ではありますが。
是非ご検討くださいませ~

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Hanakoにて佐藤屋の「乃し梅」「たまゆら」をご紹介いただきました!

 

Hanako秋の最旬スイーツ号に佐藤屋が掲載されました。

『Hanako』に佐藤屋の「乃し梅」「たまゆら」が掲載~!

こんなにもお洒落な雑誌の中で、佐藤屋の菓子が紹介される日がまた来るなどとは、なかなか想像もつきませんでした。
(実は以前に本和菓衆の菓子を紹介してもらったんです、あまりご存知ないかもですが?!)

秋の最旬スイーツ、と題されたこの号の中では、いわゆるスイーツって感じの東京を中心とした名店や最新店のお菓子がたくさんに紹介されていましたが、その中にちょっと変わった趣向のコーナーが。
その名も「頑張れ!老舗の若旦那。」

広島の蜜屋さんのご子息が始められた、新しいお店での取り組みについて、お父様と共に
対談形式で登場され、見開きでど~んと「変わりゆく老舗のスタイル」についてご紹介が
あった次のページに、佐藤屋もお邪魔しております。

「頑張れ!老舗の若旦那。」Hanakoに佐藤屋が紹介いただきました。

がんばる若手、まだまだいます。ってことで存じ上げてる方もたくさんに?!な各地の跡取り衆の皆様と共に、銘菓と「当代の菓子」を並べてご紹介いただいております!

佐藤屋からは、勿論これですな完熟梅の銘菓「乃し梅」。
そして、八代目の代表作の一つとなりました、白餡と寒天でかためた和の生チョコに「のし梅」をのせた菓子「たまゆら」をご紹介いただきました!

「乃し梅」は先日に関東では放送され、これから各地でも放送されてくという「和風総本家」さんでもご紹介をいただきましたし、連続!

これまでず~っと、伝えてきた仕事の価値について、新しいことを並行して進めているからこそ見直してもらえるチャンスもめぐってきたという事に、心から喜んでおります!

地元の山形で、昔っから応援してくださった父の代や、もっと前からのお客様。
同じく地元で、お祭りやイベントや趣味の世界で出会い、そして応援をしてくださるようになった最近のお客様(もうほとんど友人みたいな感じの)。
東京に行くようになって出会った、もしかしたら会える回数少ないからこそ、最もコアかもしれない沢山のお客様(毎回いろいろと面倒を見ていただき、取り上げてもらえる機会も増えました)。

そんな皆様のおかげで、これからもまた走ろうって気持ちを、いつも新たにしています!
数年前までは、お洒落な誌面に、僕らの菓子が登場するなんて思ってもみなかった・・・
次はどんな「面白い」ことが起きるのか、あまり深く計算などせずに、野生の感性で走っていって、新しいページをめくりたいと思います!

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山形でも当然?!「和菓子のアン」の菓子、佐藤屋にあります!

佐藤屋製「和菓子のアン」コラボ生菓子三種。

東京は日本橋三越さんにて、二回に渡り行いまして、
大変に御好評をいただきました、小説「和菓子のアン」「アンと青春」と
佐藤屋八代目も加えていただいております「本和菓衆」とのコラボ企画。
作中に登場する生菓子は、ファンの皆様が「一度は!」と思っておられる
ものが、それぞれにございまして、「山形でも!」とのお声を沢山に
いただき、ついに実現をいたしました!

【「和菓子のアン」「アンと青春」作中の生菓子】
販売店舗 佐藤屋本店・本町店・東原店・北店
販売品目 「はじまりのかがやき・みつ屋のお饅頭・光琳菊の三個入」

まずは上記の形でスタートです。
もちろん、それ以外の菓子も作中に登場いたしますし、自分でも作って
みたもの、やってみたいものがございます。少しずつ内容を変えながら、
山形の皆様にも、作品も併せて楽しんでいただける様にと思っておりますので、
ぜひ店頭にてご覧くださいませ!

和菓子のアン「光琳菊」佐藤屋製

なお、第一弾で登場しております菓子について少々。

【光琳菊】
作中で「のし梅を遊び心で入れてある」との記述に、八代目の興奮度マックスになった思い出のある菓子です。
外側はういろう(米粉の多い餅っぽい生地)製で、中は白餡で梅羹を包んだもの。
「エッジが効いてて梅に見えない、まるでスマイルマークみたい」と主人公が思うこの形は、江戸期の絵師、尾形光琳によるもので、実はけっこうな伝統の意匠。
和菓子屋さんだと楕円の丸に真ん中をくぼませて黄色い丸をつけることが多いですが、作中ままの不思議な形で。

 

 

和菓子のアン「はじまりのかがやき」佐藤屋製

【はじまりのかがやき】
「和菓子のアン」の続編、「アンと青春」に登場し、後半の話のカギを握る菓子。
作中の主人公になったつもりで、こちらも作中に登場する「師匠」(先日コスプレ姿を披露してお馴染み?!)の感想からイメージし、形にしました。
作者の坂木先生からもおほめをいただき、すごく嬉しかった一品(直筆コメントまでいただきました!)

動かない水、濃い青、うっすら透ける銀杏など、キーワードから組み立てて作った菓子は、
中にひそませた栗の存在も嬉しい、半錦玉(餡を少し混ぜた寒天)と上南羹(餅を粉にしたものをまぜた寒天)のかさねたもの。
もっちりとした食感が楽しい菓子です。

これに加えて、本の表紙にもなっている「みつ屋」の焼き印の入ったお饅頭をセットにしました。
このお饅頭は、主人公が作中の「みつ屋」でアルバイトをするきっかけになった菓子でもありますので、絶対に外せないな、と(笑)

佐藤屋秋の感謝祭にあわせて、各店の店頭にお出しをしたのですが、やはりファンの方はお待ちだった様でして、なかなかに好評で品切れの際もございます。
ふだんの菓子も作りながらとなりますし、生菓子でもございます。品切れもなんとかご容赦をいただきまして、どうしてもの方はご予約をいただきながら、少しずつ楽しみながらお出しをしていけたら、と。

何よりも、八代目自身が本当に好きで、菓子職人になってからは「いつか作りたい」と思っていた菓子の数々。
本の中の情報から菓子を仕上げていく、という試みは刺激的で、いつもの自分とは違う菓子が登場していきます。
そんな「ちょっと違うぞ」な部分も含めて、ご一緒に作品と菓子を楽しんでいただけましたら幸いです!

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お正月の菓子「花びら餅」の由来や何か、ご存知ですか?

山形、佐藤屋の正月の菓子「菱花びら餅」
お正月の和菓子、と聞かれますと「花びら餅」との答えが返ってくる事がしばしばございます
位には、知名度の高いお菓子となりましたこの一品。

餅を円形にのしたもので味噌餡とごぼうをはさんだこの菓子、ちょっと不思議な取り合わせですが、
いったいなぜにこんな形になったのでしょうか?

菓子のおこりとしてはどうも、明治位になるまで表舞台には出てまいりません。
その後、茶道が広まっていく過程で、お正月のお家元の初釜の定番の菓子となり、
それを模したそれぞれの地方の菓子屋が販売するようになって、正月の定番菓子として広まっていった様でございます。

そもそもは、平安期の宮中にございました「お歯固めの儀」と言う風習に由来し、
白の丸餅に紅色の菱餅を置き、そこに色々の食べ物をのせて食べていたものが、
徐々に簡略化され、宮中雑煮と呼ばれた白餅と紅餅を重ねたもので食べ物を包んだ形の
ものを食べる様になっていったとのこと。
今も残る宮中の資料の中には、宮中の鏡餅は、白餅を重ねた上に紅餅を重ね、その上に
ダイダイなどを飾っておられた様で、今の花びら餅の、白餅に紅を重ねた形の源流と言えそうです。

何故に味噌餡なのか、と言う部分やゴボウの本数などは、諸説ありますので、何ともここでは
言いにくいのですが、少なくとも一般に、花びら餅の存在が登場するのは明治期の裏千家での
初釜での事であろうと思われ、それが今尚そのままの形で残っているのであれば、私が
見たことのあるそれは、白餅に紅の丸餅をのせ、細く切った蜜漬けのゴボウを二本置き、
砂糖蜜で溶いた味噌をしぼり包んだもの、でございます。
一般に出回る花びら餅は味噌餡ですが、初釜でのそれは味噌ダレとでも言うべきもので、
こぼさずに食べるためには一口でいく必要もありまして、ハレ姿で茶席に参加される方が、
お召し物を汚されるのではないか、とドキドキしたのを覚えています。

ともあれ、そうして広まった花びら餅が、日本でも奥地、東北は山形の佐藤屋まで伝わるには、
それ相当の時間もかかりまして、昭和に入ってから、茶道の先生からのご依頼で、似せて
作ったのが始まりとなっておりまして、父(七代 松兵衛)の頃には広く山形の席でも、
正月の定番菓子として「花びら餅」を作らせていただくようになりました。

ちなみに、この花びら餅は、白餅に紅のぼかしでのしたもので、味噌餡とゴボウ一本を畳んで
作る形のもの。お餅はしっかり目で、ごぼうは柔らかく煮てありますので、山形風の花びら餅として
完成してる感じのものになっております。

佐藤屋は山形産のごぼうを花びら餅用に仕込みます。
しかしながら、昨今は交通機関も発達し、京都や東京での家元の初釜にも参加された、と言う
先生が増えてきたりもありまして、実はここ数年ではございますが、私八代目が見てまいりました
京都風の花びら餅も、ご予約限定ではございますが、作るようになってございます。
ただし、こちらはゴボウの仕込み(上の写真は切ったところですが、土つきのを洗って選別からスタート)、
蜜漬けに3日、餡を煉って、生地を白と紅、別々にのして、畳むというすべての作業を一人でもって
いたしますので、数は当然作ることができません(通常タイプは皆で作るので、ちゃんと数をご用意させて
いただけますのでご安心を)ので、ご予約限定となってしまうのです。

餅粉と米粉を合わせ、蒸し、ついて作る「花びら餅」の生地山形、佐藤屋の花びら餅の製造。
餅を蒸して、手鍋で火にかけて手早く必死に煉る。冷める前に麺棒でのして、型抜き。
文字にするとこれだけなのですが、相当の腕力も必要とされまして、この作業をしてるときには
周りの職人がからかうくらいに必死になっております。実際周りの目を気にできるくらいなんですから、京都での修行中に比べたらかわいらしいものに
見えてしまう数なんですけどもね。それくらい京都は花びら餅の数が凄かった・・・

そんなこんなで歴史も伝統もあり、そして今も変わらず手間のかかる製法で作られている
花びら餅、佐藤屋では本日より販売開始です(一個300円)。
八代目の作る限定品は、「菱花びら餅」の名前でご予約を承っておりますので、ご興味が
ございます方は是非どうぞ!通常のものとは数段違う、手間かけた分だけある感じの
一品を味わっていただけますよ~ 一個700円もしてしまうけど。

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山形、名残の桜に「桜餅」はいかが?

満開は過ぎてしまった桜の花ではありますが、まだまだ名残の桜を楽しめます山形。
佐藤屋では、手焼きにこだわり定評のございます「桜餅」を期間限定でお出ししております~
26日までの期間になりますので、お好きな方、是非お見逃しなく(水曜のみお休みさせていただきますが)

佐藤屋の、手焼きにこだわる桜餅

今年は、一気に市内中の桜が咲きまして、先週末などはどこもお花見でにぎわっていたようでございます。
ようで、と申しますのは私八代目、先日放送いただきました桜ようかんのニュースのおかげさまをもちまして、
日々お仕事でございます羊羹煉りに集中をいたしておりましたところ、お昼間には全くもって
お花見などと言う状況ではございませんでした。
折しも柏餅もシーズンでございますもので、桜餅に柏餅、桜ようかんをやりながらの茶会の菓子、と
なかなかバラエティに富んだ週末を過ごさせていただきました。
色々なご縁をいただく皆様にただただ感謝。しっかりとそのご縁とご恩に報いる菓子を作ります~

 

そんな中で、何とか時間をねん出し自転車で乗り込んだ熊本戦・・・
モンテディオ戦士達よ大丈夫か?!今年は昇格じゃない、優勝目標にしてるんでしょ?
満開の夜桜の中を自転車で走りながら、息子が言った「大丈夫だよね?」の一言に
いつもの元気で答えられなかった自分は、まだまだ狂信ぶりがたりないのかもしれません。

ともあれシーズンも、私の菓子作りも続きます。
喜怒哀楽は失わず、されど目先に一喜一憂しすぎずに。ほんのちょっとずつでも、
前に進んで行きたいな、と思わせてくれるのは、きっと春の雰囲気のおかげでしょうか。

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68回全国銘菓展とか、コラボ企画のご報告なぞを。

日本橋三越68回全国銘菓展にての佐藤屋

1日から開催中(7日まで)の日本橋三越さんでの全国銘菓展。
初日二日目こそ、消費税増税の影響か、お客様の数は少なかったものの、
その後週末にかけては、いつもの様にここに集まる老舗の菓子をご覧に
なりに、沢山のお客様においでを頂けているようで、新作のレモンを浮かべた黒糖のお羊羹、
「リブレ」もご興味をお持ちいただくお客様が多くおられることに、感謝しております!

期間中は、昨年秋に開催をいたしました、老舗若衆によるコラボ企画「本和菓衆」の第二回の催事が実施されることとなり、その打ち合わせもありまして、大変に刺激をいただきました。
立ち止まることなく、和菓子を楽しみ、少しでも遊んで行ける仲間に、本和菓衆を含めて沢山に
恵まれている状況に感謝しかありません。

また、今年の夏は高島屋さんにおきまして、お中元の商品に大きくお取り扱いを頂く事も
決定いたしておりまして、写真などをご用意いただき、テンションが一気に上がる一方、お取り上げを
いただいた方々に恥をかかせることの無い、良い菓子をお届けすべく皆で気を引き締めております!

'14桜フェスにてチームラムとコラボする佐藤屋それにしても最近は色んな方面からのコラボのお誘いもいただいておりまして、嬉しい限り!
ご報告が遅くなってしまいましたが、先日上山で行われました「桜フェス」におきましては、長屋門ギャラリーを
活動拠点としておりますアート集団「チームラム」とのコラボにて、ワイヤーアートのお皿に菓子を盛り、
特製のコーヒーと一緒にお出しいたしまして、行列が途切れないご高評を賜りました!

当日は、私は着物でぶらぶらしていて、左側のあべ君が、終始何も見ずにコーヒーを一杯ずつ丁寧に丁寧に
いれてくれておりましたのが、本当に印象的でした。
そして、まきさんのワイヤーの技、これは必見です!これからもまだ何かかんかできる感じがするので、
これを機にまだまだ極めてみたい方面です!
ちなみに、フェルトのアートを手掛ける嵐田さんのワークショップは、お子様連れだと針が心配なとこもあるかも
ですが、我が家の息子は大喜びで宝物にし、妹に壊されたらショックすぎてへこんでいたのですが、すっかり
良い感じに直していただけました。
お世話になってます、楽しませてもらってます!

チームラムとのコラボ、山形佐藤屋の菓子

彼らの活動は、アートを気張らずに楽しめる活動として注目しておりますので、是非皆様も
機会を見て、お楽しみになってくださいませ~
ちなみに当日の様子はこちらから。
他にも色々とコラボの企画やご報告があるのですが、何しろ日々止まらず走るばかりで、記録に
残すのが苦手な菓子職人でございます。再現不可能な菓子もたくさんあったりする・・・

まあそこも含めて味として、これからも応援をいただけましたら幸いです!
あ、昨日のモンテディオ対愛媛。勝利は本当に良かったのですが、伊東君の怪我、心配です。
ボール持ったら楽しみだな、と思わせる選手って、初めてスタジアムに来た感じの方にも
わかりやすい楽しみを提供してくれるし、もちろんチームの攻め方が行き詰った時に最大の
力を発揮してくれますので、今年のチームの中で欠けてはいけないタイプの一人と見ています。

まだまだ未完成のチームだけれど、今年もだんだんあったかくなって、暑くなり、そして冬の気配を
感じ始めるまでは、サッカーがある街の幸せについても、お伝えできる活動したいし、
自分自身も勿論スタジアムに行ったら是非とも、堪能したいと思ってますので!

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横浜高島屋さんに佐藤屋、八代目実演ふくめて初登場いたします!

e0122268_22401056催事出展のご案内でございます!

ギリギリの告知になってしまいましたが、明日26日水曜より3日の月曜までの期間、
横浜高島屋さんで行われております「グルメのための味百選」に、居並ぶ名店さんの
末席を汚させていただきます予定です。

なんと、秋の日本橋高島屋さんに引き続きのお招きをいただきまして、広告には
若手三人の和菓子職人の一人として、菓子と自分の写真が載っていると言うこの
扱いに、既に心臓が危ない感じとなっております・・・

皆様にいただきました応援に、精一杯お応えしながら、いつも期待以上の
何か面白さ、と言うものをお届け出来たら、と思って頑張っております。

今回も、他にはない、佐藤屋八代目らしいものを、と考えまして、実演の際には
こちらの一品をちょっとお披露目しようかと思っております~

山形 佐藤屋の和菓子 花ごころ思い起こせば第一回の芸工大さんとのコラボ展にて作った菓子でございます。
今の時期、見る人によっては春を待つ微笑みに、お雛様のふくよかな顔に、
春を呼ぶ女性の艶やかな笑みに。

色々な見方で、それぞれの楽しみ方で、見た目を楽しみながら語らって、
そして味では勿論ご満足頂きたい。

ただの食べ物、ではない菓子をお届けしようと、今回も頑張りますが、
実際現場では手が震えているかと思います。
実演ブースの中では音が聞こえません。
是非ガラスを軽く叩いていただきまして、緊張をほぐすお言葉をば!

よろしくお願いいたします~

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お客様のご要望を形に。そしてそれ以上をお届けする、が職人の醍醐味。

佐藤屋の錦玉製「夕立」最近はモンテディオのネタが多くなり、お菓子屋さんのブログでないの?などと
からかわれたりもいたしております八代目でございますが、ちゃんと菓子屋の仕事を
しながらのヤキモキ心配をしております次第です。

さて、菓子屋のお仕事には、当然日々の菓子作りと言うのがございます。いわゆる「店売り」と言うやつでして、日々佐藤屋の店頭に並ぶ菓子を作るのが
その仕事。私自身も、帰ってきてこれまでず~っとこのお仕事をやってきました。
やはりその店の根幹を成す仕事ですし、店の色を理解するには、職人と一緒にこういった
当たり前の仕事を一緒にしてなんぼ、だと思います。

最近では、営業部門?や企画・広報・デザイン部門などの事務所でのお仕事が大変に増えまして、
一日中工場にいられる一日、と言うのがほとんどなくなってきましたもので、実は結構さみしがってたりも
いたしますが、やはりそこは、これからのお店を考える、作る仕事もやらないとなので我慢!?
佐藤屋の羊羹製「山に願う」そんな中で、八代目が必ず工場にいられる時間を作ってくれるのがこいうった特注品たち。
基本的には、お客様とのお話し合いの中で、お客様の欲しがっておられるものをお聞きし、
私にできる形でのその実現をしたり、そのご期待以上のものを作ろうとするよにしております
ご注文限定のお菓子です。

こればっかりは、レシピやマニュアルがあるでなし、茶会・冠婚葬祭や記念日など、
その時々に使える形やマナーなどをしっかりと頭に入れておきながらも、遊び心や
ちょっとしたサプライズを織り込む柔軟さなど、そのお店ごとのご主人のカラーが最もでる
お仕事かと思います。責任も重大ではありますけども。

佐藤屋の煉りきり「手毬花」こういった菓子は、そのご注文主さんとお客様だけがご覧になり、普段は店頭には
当然並びませんので、これまではこういったお仕事を店主がしているのだ、と言う事を
ご存知の方だけ、もっと言えばお茶の先生方だけがご注文をくださるものでしたが、
このブログを含めて、いろいろなところでご覧をいただけるよになったからか、お若い
方からもご縁をいただける様になりまして、大喜びをしております。

やはり、和菓子屋の仕事の一つに「特注」と言う文化があることは、できれば残して
いきたいですし、皆様にももっとお使いいただいて楽しんでみていただきたいのです。
勿論ちょっといつもの菓子より値段は高いかもしれませんが、その時々に合わせた
場面にあった菓子をご提案させていただきますし、ご予算もあらかじめご相談いただければ
無茶を申したりはいたしません。

そして何より、八代目はこういった仕事が大好きですので、一件ずつの仕事を鮮明に
覚えておりまして、事あるごとにご用命をいただくお客様になりますと、お好みを
ばっちりおさえての良い提案がさせていただけるかと思います!

真面目な和菓子も勿論だけど、たまにはこんなのも。
佐藤屋のお誕生日、上生菓子デコレーション和菓子って、世界で一番造形の自由なお菓子だと思うんですよね。
勿論伝統の形は大事にしたいけれど、それ以上に、この菓子の形、
餡やその他の美味しい生地に興味を持ってもらえるのなら、私はもっともっと
色んなスタイルで提案をしていきたいな~と思うんです。

あんこ、最近召し上がってますか?
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